モスク銃撃で容疑者 直前に首相らに“犯行声明”[2019/03/17 16:45]

 ニュージーランドのモスクで50人が殺害された銃乱射事件で、ニュージーランドの首相は事件の前に容疑者から犯行声明を受け取っていたと明らかにしました。

 アーダン首相は17日の会見で、ブレントン・タラント容疑者(28)が犯行の直前に首相を含む30人以上に犯行声明を送っていたと明らかにしました。場所など詳しい情報は入っていなかったため、事件を防ぐことはできなかったということです。警察は、現段階ではタラント容疑者の単独犯とみられると発表しました。事件の死者は50人となり、けが人も50人に上っていて、うち13人が重体です。遺体の家族への引き渡しは17日夜に始められる予定です。

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