“日米貿易”目立つ違い トランプ大統領の経済報告[2019/03/20 11:54]
アメリカのトランプ大統領は19日、議会に提出する経済報告で日本との貿易について、日本側の主張よりも範囲の広い自由貿易協定を結ぶ姿勢を示しました。
経済報告は年に1度、大統領から議会に対して出され、経済政策の指針を示すものです。このなかで、トランプ大統領は牛肉や豚肉を例に挙げて日本の関税は高いと主張し、日本と自由貿易協定を目指すことを強調しました。また、サービスなどの関税も問題視して、サービスを含むより包括的な協定を結ぶ考えを示しました。これに対し、日本はTAG(物品貿易協定)を目指すとしてモノを中心に限定する姿勢で、アメリカとの認識の違いが浮き彫りとなっています。