米アップルが動画配信サービス参入へ　定額で見放題[2019/03/26 08:04]

　アメリカのIT大手「アップル」は、定額で見放題の動画配信サービスに参入すると明らかにしました。ネットフリックスなどとの競争が激しくなりそうです。

　アップルは25日、カリフォルニア州の本社で発表会を開き、定額で見放題の動画配信サービス「アップルTVプラス」を今年秋に開始すると発表しました。映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏やハリウッドの有名俳優らを起用した独自のコンテンツを世界100以上の国と地域に提供するとしています。料金はまだ明らかにしていません。アメリカではIT企業が運営する動画配信サービスが急成長していて、ネットフリックスやアマゾン・コムなどとの競争が激化しそうです。また、アップルは300以上の雑誌などを月額9.99ドル（約1100円）で好きなだけ読めるサービスを始めました。主力のスマートフォンの販売が低迷するなか、端末向けのサービス事業を拡充する方針を鮮明にしています。