軍政派とタクシン派が政権運営の権利を主張 タイ[2019/03/26 09:50]

 8年ぶりに総選挙が行われたタイでは、軍を支持する政党と軍政に反対する政党がそれぞれ「自分たちが政権を担う資格がある」と主張する事態となっています。

 国民国家の力党・ウタマ党首:「私たちの政党が他のどの党よりも多い票を獲得した」
 軍を支持する国民国家の力党は、連立政権の樹立に向けて他の中小政党に協力を呼び掛け始めました。
 タイ貢献党・スダラット氏:「私たちは国民の大多数から信任を得た。連立を組み、政権の樹立を目指す」
 一方、議席数で第1党になる見通しのタイ貢献党は第3党の協力を取り付けています。全議席が確定するのは5月の予定で、首相の座をかけた多数派工作が続くことになります。

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