ピーナツが悪いわけでは…大韓航空が機内提供中止[2019/04/01 17:01]

 韓国の大韓航空は、機内食で提供してきたピーナツのサービスを全面的に中止することにしました。ピーナツアレルギーの乗客への配慮だということです。

 大韓航空は先月、アトランタ発マニラ行きの便でナッツアレルギーを持つ10代の乗客を経由地のソウルで降ろしました。韓国メディアによりますと、この乗客は大韓航空から「飛行機から降りるか、ピーナツが提供されるのを受け入れて乗るか、2つのうちいずれかを選べ」と言われたということです。このトラブルで批判が強まり、大韓航空は先月25日から機内食のピーナツ製品の提供を中止して代わりにクラッカーを出しています。大韓航空は2014年、チョ・ヒョナ元副社長がナッツの出し方に激怒し、搭乗機を引き返させたナッツリターン事件を起こすなどナッツと浅からぬ縁があります。

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