「令和」すでに中国で商標登録 日本酒含む酒類で[2019/04/02 12:25]

 中国での商標申請の状況が検索できるサイトでは、「令和」を検索すると何やら出てきました。

 中国の知財法に詳しい河野英仁弁理士に聞いてみると。
 中国の知財法に詳しい河野英仁弁理士:「偶然ですよね」
 しかし、日本酒を含む複数のお酒の種類で中国企業の商標権が成立しているため、令和を使うことはできません。
 中国の知財法に詳しい河野英仁弁理士:「(商標申請には)異議申し立て期間があって、誰でも異議を唱えることができるんですけど、(申請があった2017年)当時は誰も『令和』が元号になるのは知らないわけで、去年10月21日に権利として成立した。(お酒以外の)ほかの分野では中国企業・日本企業含め、どこも申請されていない。『令和』を使ってビジネスを考えるのであれば早く出したほうがいい」
 実際にこのサイトで平成を検索してみると、数えきれないほどの商標申請がされています。中国での商標問題と言えば先日、「くまモン」やくまモンの中国名「熊本熊」に似たイラストやロゴが大量に申請されていたことが発覚。商標は「先願主義」で、部類ごとに早い者勝ちが原則だからです。しかし、くまモンのようなケースと違うのは、元号にどのくらいのブランド価値があるか今の段階では分からないということです。
 中国の知財法に詳しい河野英仁弁理士:「自社のブランドは(誰かに)取られてしまうとビジネスができなくなる。元号に関してはこれをビジネスで使うのかという前提もあると思う。冷静に企業戦略として元号を使うか考えて判断してからでもいい」