米ボーイング737の2割減産を発表 相次ぐ墜落で[2019/04/06 11:52]

 アメリカの航空機大手「ボーイング社」は最新鋭機が相次いで墜落したことを受けて、737型機の生産を約2割減らすと発表しました。

 ボーイング社の最新鋭機「737MAX8」は去年10月以降、インドネシアとエチオピアで相次いで墜落しました。事故を受けて、ボーイング社は同型機を含む737シリーズを対象に、今月中旬から一時的に約2割減産することを明らかにしました。現行の月52機から月42機に生産のペースを落とすということです。また、機体の失速を防ぐ自動制御システムの誤作動が事故原因の1つだったと認めていて、ソフトウェアの更新を進めているということです。世界各国で同型機の運航停止が相次いでいます。ボーイング社が減産を発表するのは事故後、初めてです。

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