エジプト・シナイ半島で自爆テロ 市民ら7人死亡[2019/04/10 02:14]

 日本政府が自衛隊員の派遣を決定したエジプトのシナイ半島で自爆テロがあり、市民と警官ら7人が死亡しました。

 エジプト内務省によりますと、シナイ半島北部にあるアリーシュ近郊で9日、警察が市場周辺で捜査を行っていたところ、15歳の少年が突然、自爆したということです。この爆発で6歳の子どもを含む市民や警官ら7人が死亡しました。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。シナイ半島では過激派組織「イスラム国」傘下の組織が活動を続けていて、治安の悪化が続いています。一方、日本政府はシナイ半島でエジプトとイスラエル両軍の停戦を監視する「多国籍軍監視団」の司令部要員として今月、陸上自衛官2名を派遣します。

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