スラム街の違法建築住宅2棟倒壊 8人死亡 ブラジル[2019/04/14 17:44]

 ブラジルで住宅2棟が倒壊し、8人が死亡しました。住宅はスラム街に建てられた違法建築でした。

 リオデジャネイロで12日、4階建ての住宅2棟が倒壊しました。8人が死亡、10人がけが、16人が行方不明になっています。消防隊員らによる捜索は24時間態勢で続けられています。隣の建物も危険だとみられ、住民がすでに避難しているということです。倒壊した建物はスラム街にある違法建築で、半年前に入居が始まったばかりでした。スラム街を支配している「民兵」と呼ばれる事実上の犯罪組織が許可のないまま住宅を建て、安い値段で貸し出すことが横行していて、建物の安全性は保証されていません。倒壊には最近の大雨や洪水の影響もあったとみられます。

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