パリ 大聖堂の火災 電気回線ショートが原因か[2019/04/18 05:51]

 フランス・パリのノートルダム大聖堂での大規模火災で、現地メディアはエレベーターの電気回線のショートが火災の原因となった可能性があると報じました。

 ノートルダム大聖堂で15日に起きた火災では、屋根周辺から火が広がり、尖塔(せんとう)部分が崩落しました。現地メディアによりますと、大聖堂の修復工事のために設置されたエレベーターの電気回線がショートした可能性があるとみて、捜査当局が調べているということです。ただ、火元の屋根裏周辺が崩落しているため、原因の特定は難航するとみられます。再建に向けてフランス政府は、崩落した部分のデザインを世界中から公募すると発表しています。すでに900億円近い寄付が世界中から表明されていて、マクロン大統領は5年以内の再建を目指すとしています。

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