笑顔で帽子を取り…金委員長が特別列車でロシア入り[2019/04/24 11:47]

 北朝鮮の金正恩委員長はプーチン大統領との首脳会談に向け、特別列車でロシア入りしました。金委員長の到着を待つ極東のウラジオストクから報告です。

 (高橋政光記者報告)
 ウラジオストク駅前では次第に警備が厳しくなり、報道陣も多く詰め掛けています。駅の周りにはロシアと北朝鮮の国旗が掲げられ、ホームでは安全点検が進められています。金委員長は2時間ほど前に特別列車でロシアに入って、極東のハサン駅で歓迎を受けました。笑顔で帽子を取って「また会いましょう」と述べ、再び特別列車に乗り込んだということです。また、その先のクラスキノを通過していて、24日夕方にもウラジオストクの駅に到着する予定です。そして、プーチン大統領との初めての会談に向けて、金委員長に同行するメンバーからその狙いが見えます。2月にベトナムで行われた米朝首脳会談に同行した李容浩(リ・ヨンホ)外相や崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官もいて、アメリカとの非核化交渉をにらんでロシアの支援を得たい思惑があります。また、軍のトップも同行していて、軍事的な連携も強めたいものとみられます。まさかの物別れに終わったベトナム・ハノイショックを乗り越えるために、金委員長にとっては重要な首脳会談になります。