スリランカの連続爆破テロ事件で実行犯の一人が宿泊先のホテルで犯行に及ぼうとしたものの、起爆装置が作動しなかった可能性があることが分かりました。
実行犯の一人である男は犯行当日、元々、宿泊していたホテルから別の宿泊施設に移動して犯行に及んだとみられています。男は21日午後1時45分ごろ、移動先の宿泊施設で自爆テロを起こして現地の男女2人が死亡しています。現地メディアによりますと、男が犯行当時、8キロほど離れた高級ホテルでリュックを背負ってエレベーターに乗る姿が防犯カメラに捉えられていたということです。しかし、男はそのホテルでは犯行に及んでいませんでした。現地メディアは「起爆装置がうまく作動せず、移動先の宿泊施設で修理していた際、暴発した可能性もある」との見方を示しています。
広告