銃撃戦で主犯格の家族が死亡 スリランカ爆破テロ[2019/04/29 15:03]

 スリランカで250人以上が死亡した連続爆破テロ事件の捜査中に起きた銃撃戦で、主犯格の男の家族が死亡していたことが分かりました。

 26日夜、捜査当局がスリランカ東部の爆発物を作っていたとみられる施設を捜索中に武装グループと銃撃戦になりました。この銃撃戦で、武装グループ6人と巻き込まれた市民13人が死亡しています。ロイター通信によりますと、このうち武装グループの男3人はテロの主犯格であるハシム容疑者の父親と2人の兄弟だったということです。3人は、インターネット上に「イスラム教徒の世界を破壊する人々に適切な指導をしなければならない」などとテロを呼び掛ける動画を投稿していたということで、ハシム容疑者が一家でテロを計画していた可能性があります。

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