パキスタンでホテル襲撃「中国などの投資家標的」[2019/05/13 11:55]

 中国が巨大経済圏構想「一帯一路」の重要拠点として開発を進めるパキスタン南西部で、ホテルが襲撃されて警備員ら11人が死傷しました。

 現地のメディアによりますと、パキスタン南西部バロチスタン州のグワダルで11日、武装グループが高級ホテルを襲撃して警備員と軍の兵士合わせて5人が死亡、6人がけがをしました。武装グループの3人は銃撃戦の末に射殺されましたが、宿泊客は避難して無事でした。グワダルは中国が一帯一路の重要拠点として開発を進める場所で、地元の独立を目指す武装グループは犯行声明で「中国や外国の投資家を標的にした」としています。このグループは去年11月にもパキスタンのカラチにある中国総領事館を襲撃しています。

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