「令和」が中国で“異常人気” 1300件超の商標申請[2019/05/13 18:41]

 異常なほどの人気だ。中国で元号「令和」に関する商標の申請が1300件を超えた。狙いは何なのだろうか。

 利にさとい、目端の利く人々。仮に認められれば、特定の個人や法人が令和という名称を独占的に使用する権利を持つ。日本ではなかなか理解できない感覚だ。しかし、令和が発表されてひと月半、中国ではこの言葉が含まれる商標の登録申請が相次いでいて、その数、11日までに1314件に上っている。具体的な商品名を想定した申請もあり、食肉では令和牛、工業製品では令和最強などの例がある。
 中国の商標ビジネス。一時、大量に出回った偽のキャラクター商品。だが、問題がより深刻化したのは単にコピー商品を作って売るという次元を超え、本家よりも先に中国国内で商標登録を済ませてしまうといったビジネスモデルが広がったことだ。本家にとっては思いもよらない参入障壁。申請された令和1314件のうち元号が発表される前の去年、酒類として商標名が登録された1件を除いてはまだ商標権は認められていない。