737MAX墜落 パイロットの修正要請にボーイング拒否[2019/05/16 10:32]

 墜落事故が相次いだボーイングの新型機「737MAX」を巡って、パイロットらが最初の墜落事故の直後にボーイング側に対応を求めたのに対し、ボーイングが応じなかったとアメリカのメディアが報じました。

 14日付のニューヨーク・タイムズによりますと、去年10月に起きたインドネシアでの墜落事故を受けて、11月にアメリカン航空のパイロットらがボーイングのシネット副社長らと非公式で会談しました。その席でパイロットらはソフトウェアの修正を要請しましたが、ボーイング側は「パイロットの技術で対応できる」と拒否したということです。また、パイロットらは737MAXの飛行禁止を含む緊急措置を取るよう進言しましたが、ボーイング側は事故原因が明らかになっていないことを理由に「時期尚早」として受け入れなかったとしています。シネット副社長は当時、失速防止の新型ソフトウェアに欠陥の可能性があり、社内で調査中であることを把握していたということで、記事はボーイングの対応に改めて疑問を投げ掛けています。