ロシア 北方領土で最新鋭ミサイル発射演習[2019/05/23 07:04]

 北方領土の択捉島で、ロシア軍が最新鋭のミサイルの発射演習をしていたことが明らかになりました。

 ロシア国防省の機関紙によりますと、択捉島で去年秋に最新鋭の地対艦ミサイルシステム「バル」を発射する演習が行われたということです。射程130キロのバルについては国後島への配備が2016年に発表されています。その後、2017年にロシアの極東ウラジオストクの軍事パレードで披露されて以降、目立った動きはありませんでした。ロシア軍がバルを択捉島にも展開していることが明らかになった形で、実効支配の強化のため、北方領土の軍事化を進める姿勢が鮮明になっています。

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