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2019年5月27日 17:09

米国側の当初の目的は達成 貿易問題では日本に釘

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 令和初めての「国賓」として来日中のトランプ大統領。27日はその目玉となる一日です。朝から天皇陛下と懇談の場が持たれ、その後、日米首脳会談に臨んでいます。トランプ大統領は目標を達成できたのでしょうか。

 (布施哲記者報告)
 トランプ大統領は会見で日本のもてなしへの感謝、そして、強固な日米同盟を強調する一方で、貿易問題では釘を刺すことも忘れませんでした。そのトランプ大統領が今、最も早く実現させたいのがアメリカ産の農産品の輸出拡大です。来年の大統領選挙を考えれば大票田の農家の支援は最優先課題の一つだからです。記者会見でも改めてアメリカ製品の輸入拡大の必要性を指摘し、まずは当初の目的を果たした格好です。さらに「貿易問題で近く発表できることになるだろう」とも述べ、暗に日本側の取り組みを促すことも忘れませんでした。ただその一方で、今回の会談での妥結は求めることはせず、あくまで釘を刺す程度にとどめるなど日本側への配慮も見せました。日本側のメンツは立てる、しかし、結果は確実に出してほしいと日本側に宿題を残す形にもなりました。
 (Q.「8月に何らかの発表ができるであろう」とトランプ大統領が発言しているが、具体的には何を指しているのか?)
 8月という時期が唐突に聞こえる印象がありますが、トランプ大統領はこれまでには7月にあるといわれている参議院選挙までは待ってもいいと言っていました。では、7月以降に何があるのかというと、フランスでG7首脳会議があります。そこで安倍総理大臣とトランプ大統領が顔を合わせる機会があるため、参議院選挙が終わった後の8月下旬のG7サミットで内容は分かりませんが、「最終合意をしようではないか」「最終合意に向けて今から協議を加速していこうじゃないか」というメッセージではないのでしょうか。

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