3月にニュージーランドで起きたモスク襲撃事件で、差別的な発言をしたオーストラリアの議員に卵を投げ付けて抗議した17歳の少年が集まった寄付金を被害者らに贈ったと発表しました。
オーストラリア人のウィル・コノリーさんはニュージーランドで51人が犠牲となった銃乱射事件の翌日、イスラム教徒に差別的な発言をしたオーストラリアの議員に抗議として卵を投げ付けました。その映像がインターネット上で拡散し、コノリーさんの裁判費用を援助しようと資金調達サイトが開設され、日本円で約760万円が集まりました。その後、警察から「訴追しない」という決定を受けたコノリーさんは、寄付金の全額を事件の被害者らに贈ったと発表しました。コノリーさんの行動に「勇敢だ」など、改めて多くの称賛が集まっています。
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