中国のハイテク拠点が日本企業重視「もっと投資を」[2019/05/31 23:32]

 ハイテク産業を中心に展開する中国・江蘇省の蘇州の開発区は、日本企業に向けて投資を誘致するイベントを開催しました。

 蘇州高新区党工委・呉新明書記:「既存の日本企業の構造転換と高度化を促すほか、質の高い日本企業の投資を新たに誘致したい」
 江蘇省蘇州市のハイテク産業開発区の責任者は説明会で日本企業を重要視する姿勢を打ち出し、日本企業からのさらなる投資を求めていくと強調しました。蘇州には550社を超える日本企業が進出していて、去年、開発区の貿易総額の約3分の1を占めているということです。
 LIXIL・大西博之専務役員:「中国でシャワートイレの需要が急激に拡大している。そのために(蘇州)高新区で新たな工場を準備しようと」
 米中貿易摩擦が激化していますが、蘇州にある日本企業は主に中国の国内市場をターゲットにしているため、貿易摩擦による影響は限定的だということです。

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