習主席とロウハニ大統領が会談 対米結束強化の姿勢[2019/06/15 02:02]

 中国の習近平国家主席はイランのロウハニ大統領と会談し、双方が貿易や核協議で対立するアメリカに対して結束を強める姿勢を鮮明にしました。

 中国外務省によりますと、14日にキルギスで開かれた中国とイランの首脳会談で、習主席は「イラン核合意を守ることを支持する」と強調しました。ロウハニ大統領は「アメリカが核合意から一方的に脱退した、誤った行動に断固反対だ」と習主席に同意し、「中国と意思疎通や協調を強化したい」と述べました。中国は貿易摩擦が過熱し、イランは核協議を巡ってともにアメリカから制裁を受ける立場です。さらに、ホルムズ海峡での襲撃問題でイランはアメリカから非難を受けるなか、双方は対米結束の姿勢を強調した形です。

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