米 中東に1000人追加派兵 タンカー攻撃の新写真も[2019/06/18 10:42]

 イランとの対立が深まるなか、アメリカは中東に1000人規模の部隊を追加派遣することを決めました。
 
 アメリカのシャナハン国防長官代行は17日、中東に新たに1000人を追加派遣すると声明を出しました。ただ、「アメリカはイランとの紛争を求めてはいない」としていて、イランによる敵対行為からアメリカ軍の安全を守る自己防衛が目的だと説明しています。また、ポンペオ国務長官は18日にイランなど中東を管轄するアメリカ中央軍の司令部を訪れ、最新情勢について協議します。一方、アメリカの国防総省はホルムズ海峡付近でタンカーが攻撃された事件で、イランの関与を示すとする新たな写真を公開しました。タンカーに付着していた機雷の爆発によるものとみられる船体の穴の様子やイランが撤去したとする吸着式の機雷のあとに残された部品が写っているとしています。アメリカはイラン革命防衛隊が関与していると指摘していますが、イランは攻撃への関与を完全に否定しています。

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