サウジ記者殺害 国連「皇太子の関与に確かな証拠」[2019/06/20 08:02]

 サウジアラビア政府に批判的だった記者が殺害された事件で、国連は19日、「皇太子の関与をうかがわせる確かな証拠がある」との調査結果を公表しました。

 ジャマル・カショギ記者は去年10月、トルコでサウジアラビア当局によって殺害され、遺体は今も見つかっていません。国連は調査結果で、サウジアラビアのムハンマド皇太子について「事件への関与をうかがわせる確かな証拠がある」と指摘しました。そのうえで、皇太子への捜査や皇太子らの海外資産の凍結などを求めています。一方、サウジアラビア側は「明らかな矛盾と根拠のない主張を含んでいる」と反発しています。

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