G20会場でプラスチックごみ削減の取り組み[2019/06/29 07:23]

　世界的に問題になっている海洋プラスチックごみの削減について、大阪で開幕したG20サミットで主要な議題の一つになっています。メディアセンターでの取り組みに国際的な注目が集まっています。

　イギリスメディア：「素晴らしい試みだと思う」
　外務省は事前に会場にペットボトルの持ち込みを控えるよう呼び掛けました。また、日本の技術を紹介する展示ブースでは、日本の企業がプラスチックに代わる微生物によって分解可能な製品を紹介しています。
　株式会社カネカ・武岡慶樹常務：「こういった袋に関してましては、現在、使い捨てのプラスチック規制が先行しておりますヨーロッパのマーケットでもすでに需要がありまして、当社から輸出をしております」
　海洋汚染の原因となるプラスチックごみの削減については、16日のG20エネルギー・環境大臣会合で各国が行動計画を作ることなどで合意されていて、2日目を迎える29日の首脳会議でも議論されます。