「奴隷制度を想起」ナイキ スニーカーの販売を中止[2019/07/03 18:49]

 星条旗のデザインを巡り、ナイキがスニーカーの販売を急きょ中止です。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、ナイキはすでに出荷済みだったスニーカー「エアマックス1・USA」の販売を中止しました。このモデルは7月4日の「アメリカ独立記念日」に合わせて作られたもので、独立当時の国旗、13の星とストライプがあしらわれています。このデザインについて、アメリカン・フットボールの元選手、コリン・キャパニック氏が「アメリカの奴隷制度の時代を想起させる」と批判していて、ナイキはこうした声を受けて販売を急きょ中止したとみられます。キャパニック氏は2016年、試合前の国家斉唱で片ひざを付いて人種差別に抗議したことで知られています。

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