ウイスキーが川に流出…汚染37kmにわたり魚大量死[2019/07/09 17:32]

 被害はさらに広がる恐れもあるということです。アメリカのケンタッキー川に大量のウイスキーが流れ、魚が死ぬなどの被害が出ています。

 アメリカ・ケンタッキー州で2日深夜、蒸留酒大手「ビームサントリー」が所有する貯蔵庫が燃え、大量のウイスキーが近くの川に流れ出しました。州の環境当局によりますと、川の水のアルコール濃度が上がって酸素が減ったことで魚が死ぬなどの被害が出ています。汚染はケンタッキー川の約37キロにわたっていて、被害はさらに広がる恐れもあるということです。当局は水中の酸素レベルを上げるため、川の中に通気装置を設置するなど対策を取っています。2日に起きた火災では、バーボンウイスキー「ジムビーム」のたる約4万5000個が焼失しています。

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