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ABEMA NEWS

2019年7月10日 13:14

また…赤ちゃんの性別お披露目パーティーで爆発事故

2019年7月10日 13:14

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 生まれてくる子は男の子か女の子か。そのお披露目パーティーの演出に凝りすぎ、爆発事故が相次いでいます。

 青い煙を出す車。手前には楽しそうに手を振る人もいます。煙を出しながらゆっくりと走行する車に向かって周囲の人がカメラを向けています。しかし、車は蛇行するなど徐々に動きがおかしくなり、膨大な量の青い煙に包まれてしまいました。そして、車は爆発。赤い炎を上げ、見ていた人がドライバーの救出に向かいます。
 このイベントは、数年前から流行している赤ちゃんの「性別お披露目パーティー」。男の子を示す青色の煙を使って派手にお披露目するつもりが、やりすぎて爆発してしまったのです。一般的なお披露目パーティーでは、まず出産を控えたカップルが医師から赤ちゃんの性別が書かれた紙を入れた封筒をもらいます。カップルは封筒を開けずに友達に渡し、友達が封筒を開けて赤ちゃんの性別を確認します。紙を託された友達は男の子なら青、女の子なら赤が現れる仕掛けを作ってパーティーに持ち込み、カップルや友人らとともに赤ちゃんの性別をお披露目する瞬間を祝うというものです。
 しかし、この仕掛けに工夫を凝らしすぎて大騒動を巻き起こす人たちも現れています。草原に置かれた黒い箱には男の子、女の子と書かれています。次の瞬間、ライフルで撃たれた箱は勢いよく爆発。よく見ると、爆発の瞬間には男の子を示す青い煙が噴き出しているのが分かります。しかし、炎はすぐに周囲の草に燃え広がり、火の勢いは衰えず、大規模な山火事が発生。1万9000ヘクタールほどが焼失し、被害額は約9億円に膨れ上がってしまいました。世界中でやりすぎな人が続出している性別お披露目パーティー。今回のオーストラリアの一件ではけが人はいなかったものの、運転手の29歳の男が危険運転の罪で有罪判決を受けたということです。

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