「核合意離脱は嫌がらせ」 英の前大使が本国に報告[2019/07/15 00:59]

 トランプ大統領を「無能」と酷評して辞任したイギリスの前駐米大使は、トランプ大統領がイランとの核合意を離脱したのは「オバマ前大統領への嫌がらせだった」と報告していたことが分かりました。

 イギリスの新聞「メール・オン・サンデー」によりますと、辞任したダロック前駐米大使が去年5月、「トランプ大統領がイランとの核合意を離脱したのは核合意を取り決めたオバマ前大統領への嫌がらせだ」という見方を本国に報告していました。そのうえで、「核合意の離脱を巡ってトランプ政権内に亀裂が生じている」とし、「ホワイトハウスには長期的な戦略が欠けている」と非難していたということです。

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