日本による輸出規制 韓国がWTO理事会で議論へ[2019/07/15 14:00]

 韓国政府は日本による輸出規制措置について、23日から開かれるWTO(世界貿易機関)の一般理事会で「不当性などを説明する」と明らかにしました。

 WTOの一般理事会は23日と24日にスイスのジュネーブで開かれ、韓国の要請によって輸出規制措置が議題に上がる見通しです。韓国の産業通商資源省は「WTOの最高意思決定機構で議論されることに意義がある」「措置の問題点と不当性を積極的に説明する」としています。
 一方、この問題を協議するためアメリカを訪れていた韓国・国家安保室の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)第2次長は帰国後、アメリカ側が「韓国の立場に共感した」と成果を強調しました。仲裁については「直接的に要請していない」としたうえで、「アメリカ側は必要であれば必要な役割を果たすと思う」と述べました。

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