北朝鮮 米韓軍事演習を批判 「米朝協議に影響」[2019/07/17 06:17]

 北朝鮮外務省の報道官は、アメリカと韓国が来月に計画している合同軍事演習を批判し、米朝首脳が先月に合意した非核化の実務者協議に影響を与えると牽制(けんせい)しました。

 朝鮮中央通信は16日、北朝鮮外務省の報道官が米韓合同軍事演習を批判する談話を伝えました。米朝首脳の合意に反するとし、核実験とICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験の中止を見直すこともあり得ると牽制しました。また、先月に板門店(パンムンジョム)で開かれた米朝首脳会談で米韓合同軍事演習の中止を約束したと主張し、朝鮮半島の非核化を巡る米朝の実務者協議の再開について「アメリカの動きを見て決心する」と揺さぶりを掛けています。

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