イラン、外国籍タンカー拿捕 「石油密輸の疑い」で[2019/07/19 12:25]

 イランの革命防衛隊はホルムズ海峡で石油を密輸しようとしたとして、外国籍のタンカーを拿捕(だほ)したと発表しました。

 イランの革命防衛隊は18日、ホルムズ海峡で石油を密輸しようとしていたタンカーを拿捕したと発表しました。タンカーには外国人12人が乗船し、イランの船から積み込まれた石油100万リットルを外国に密輸しようとしていたということです。ホルムズ海峡では13日夜から、UAE(アラブ首長国連邦)を拠点にするパナマ船籍の小型タンカーが行方不明になっていて、イラン外務省は「タンカーが故障したため、領海内に曳航(えいこう)した」と説明していました。ロイター通信は、革命防衛隊からの情報として拿捕されたのはこのパナマ船籍のタンカーで救助後に石油の密輸が発覚したと伝えています。

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