元徴用工裁判巡り韓国「日本の主張に同意できない」[2019/07/19 17:06]

 韓国外務省は19日午後、元徴用工裁判の仲裁手続きを巡る日本側の主張について「同意できず、縛られる必要もない」とのコメントを発表しました。

 コメントは河野外務大臣が午前、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使に強く抗議したことを受けて出されたものです。元徴用工の裁判を巡って日本側が仲裁委員会の開催を求めたことに対し、「一方的で恣意(しい)的な主張に同意できず、要求に縛られる必要もない」と強調しました。仲裁委員会を開催する段階にないとの認識を示した形です。韓国は今まで協議に応じてきませんでしたが、今回は日本に対して「輸出規制などの圧迫をやめて外交的解決の場に戻ることを期待する」と注文を付けました。

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