中国メディア 参院選「改憲勢力3分の2に届かず」[2019/07/22 12:47]

 参院選の結果について、中国のメディアは改憲勢力が3分の2に届かなかったことを中心に伝えています。

 中国政府は選挙前から与党が過半数を獲得し、安倍政権の基盤は揺らがないと分析していて、最大の関心は改憲勢力の議席数でした。国営の新華社通信は22日朝、「憲法改正勢力は3分の2以上の議席を獲得できなかった」とのタイトルで報じました。また、中国中央テレビも選挙の注目は消費税と憲法改正だったとしたうえで、「憲法改正が安倍総理の優先課題だが、多くの国民は反対している」と結んでいます。中国は安倍政権が改憲に踏み出すのかどうか警戒感を抱きながらも、今のところ、報道は控えめなトーンとなっています。

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