プエルトリコ知事辞任へ　“同性愛者侮辱”で批判

　カリブ海にあるアメリカの自治領プエルトリコで、女性や同性愛者らを侮辱するテキストメッセージを送っていたとして批判を受けていた知事が、辞任することを明らかにしました。

　アメリカメディアによりますと、プエルトリコのロセジョ知事は24日、インターネットでのメッセージで、8月2日付で辞任すると表明しました。ロセジョ知事は、今月13日に女性や同性愛者、貧困者らを侮辱するテキストメッセージを側近に送っていたことが発覚し、市民による抗議デモが起きていました。辞任を求める市民に対して即時の辞任を拒否したため、首都サンフアンでは大規模なデモが続き、数十万人規模に拡大していました。