中米諸国からの難民申請を厳格化したトランプ政権の移民政策について、サンフランシスコの連邦地裁は一時、差し止める仮処分を出しました。
トランプ政権は中米諸国からの移民流入に歯止めを掛けるため、16日からメキシコとの国境で難民申請の要件を厳しくしました。これに対し、アメリカの人権団体などが法令違反だとして撤回するよう訴えていました。アメリカメディアによりますと、サンフランシスコ連邦地裁は24日に人権団体の主張を認めて一時、差し止める仮処分を出しました。一方、首都ワシントンの連邦地裁はトランプ政権の移民規制を認める判決を出していて、司法判断が2つに分かれる事態になっています。
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