北朝鮮ミサイル「ロシア製に似た特性」 韓国国防省[2019/07/26 18:36]

 北朝鮮が25日に発射した短距離弾道ミサイルについて、韓国国防省は「ロシア製ミサイルに似た特性を持つ新型」との分析を明らかにしました。

 北朝鮮は25日、東部の元山(ウォンサン)付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射しました。これらについて、韓国国防省関係者は「ロシアのイスカンデルと類似した特性を持つ新型」としたうえで、飛距離はいずれも600キロと分析していることを明らかにしました。また、一般的な弾道ミサイルの放物線軌道に加えて、水平飛行状態を伴った「プルアップ」と呼ばれる複雑な軌道を示したため、レーダー情報の追加分析が必要だったということです。ただし、これらの新型ミサイルに対しても「韓国軍が運用中のパトリオットを中心に防衛可能だ」としています。

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