米国務長官、有志連合「時間かかる」 調整難航か[2019/07/30 11:56]

 アメリカのポンペオ国務長官は、ホルムズ海峡周辺でのタンカー護衛に向けた有志連合の結成には「まだ時間がかかる」との見方を示しました。

 アメリカ、ポンペオ国務長官:「(有志連合の結成は)想定よりも時間がかかるだろう。だが、各国がその重要性を理解してくれると思う。アメリカは主要な役割を果たす用意がある」
 ポンペオ長官はこのように述べたうえで、「支援してくれる各国の協力が必要だ」と呼び掛けました。ホルムズ海峡でタンカーへの妨害や攻撃が相次ぐなか、アメリカは日本を含む関係国に対して有志連合の結成を呼び掛けていますが、調整が難航していることを初めて認めた形です。
 イラン革命防衛隊:「この問題に介入するな」
 一方、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」は、19日にイギリスのタンカーを拿捕(だほ)した際の新たな映像を公開しました。革命防衛隊がタンカーを護衛するイギリス軍の船に対し、「自らを危険にさらすな」と警告するなど緊迫した様子が映っています。

こちらも読まれています