米金融大手「Capital One」1億人超の顧客情報流出[2019/07/30 17:41]

 アメリカの大手金融機関がサイバー攻撃を受けて1億人を超える顧客情報が流出しました。金融機関を標的にした不正アクセスでは過去最大規模だということです。

 アメリカの金融大手「キャピタル・ワン」は29日、不正アクセスによってアメリカとカナダの顧客の個人情報合わせて1億600万人分が漏洩(ろうえい)したと発表しました。流出した情報には名前や住所、収入のほか、日本では「マイナンバー」にあたる社会保障番号などが含まれるということです。アメリカのメディアによりますと、FBI(米連邦捜査局)が容疑者として拘束したシアトル在住の33歳の女は、かつて「アマゾン」の傘下の会社でソフトエンジニアとして働いていて、今回、不正アクセスを受けたキャピタル・ワンがその会社のサービスを利用していたということです。

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