米中貿易懸念でNY市場で株安・円高進む[2019/08/03 06:31]

 米中貿易摩擦への懸念から世界で株安が進み、ニューヨークの株式市場は4日連続での下落となりました。また、円相場も一時、7カ月ぶりの円高水準となりました。

 2日のニューヨーク株式市場は、前日にアメリカの対中追加関税発表で世界同時株安となった流れを引きずり、中国関連株を中心に売りが膨らみました。ダウ平均株価は一時、前日に比べて300ドル以上、値下がりしました。終値は若干値を戻し、98ドル安の2万6485ドル1セントでしたが、4日間での値下がりです。また、ニューヨーク外国為替市場では安全資産とされる円を買う動きが加速して、円相場は一時、1ドル=106円台半ばを割り込み、約7カ月ぶりの水準まで円高が進みました。

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