米の銃乱射事件 メキシコ政府が銃規制の必要性訴え[2019/08/06 17:14]

 アメリカ・テキサス州の銃乱射事件で8人のメキシコ人が殺害されたことを受け、メキシコ政府はアメリカに対して銃規制の必要性を訴えました。

 テキサス州のエルパソで3日、男が銃を乱射してメキシコ人8人を含む22人が死亡しました。拘束された男は「メキシコ人を撃ちたかった」と話していて、移民を標的にしたヘイトクライムとみられています。トランプ大統領が人種差別を非難する声明を出したことについてメキシコ政府は敬意を示したうえで、「ショッピングセンターなどで銃は買われるべきではない」と銃規制の必要性を訴えました。また、事件は「アメリカに住むメキシコ人へのテロだ」として、今後、アメリカに対して容疑者の引き渡しや捜査への介入を求める考えも示しました。

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