ソウルで日本製品“不買”のぼり旗 抗議受け撤去[2019/08/06 19:53]

 日本の韓国に対する輸出管理厳格化への反発が高まるなか、ソウル中心部では日本製品の不買運動を呼び掛けるのぼり旗が設置されましたが、市民の抗議を受けてすべて撤去されました。

 のぼり旗は、ソウル中心部を管轄する区役所が日本製品の不買と日本への旅行の中止を呼び掛けるために6日朝から設置を始めたものです。区役所は「外国人観光客にも韓国の意思を示す」として、観光地の大通りを中心に合計1100本を設置する計画でした。しかし、市民から「日本国民に不必要な誤解を与える」「不買運動は自発的に行うべきだ」といった批判が殺到し、区役所は設置からわずか6時間足らずで撤去を決めました。ソ・ヤンホ区長は自身のSNSで「批判を謙虚に受け止めます」と謝罪しています。

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