アメリカと韓国の防衛相会談が始まり、韓国が破棄を検討している日本との軍事協定についても議論される見通しです。
韓国を訪れているアメリカのエスパー国防長官は9日午前11時半から、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相との会談に臨んでいます。在韓アメリカ軍の駐留費分担問題やホルムズ海峡の「有志連合」への参加などについて意見を交わしているとみられます。また、韓国が日本と結んでいるGSOMIA(軍事情報包括保護協定)も議論される見込みで、エスパー長官は「対北朝鮮防衛の要だ」としていて破棄しないよう韓国を説得するとみられます。一方、北朝鮮メディアは朝、国会にあたる最高人民会議を29日に開催すると発表しました。反発を続けていた米韓合同軍事演習が終わった後のタイミングで、アメリカに対する新たな外交方針を示す可能性があります。
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