低所得移民の永住権獲得が困難に 米政権が新政策[2019/08/13 11:55]

 アメリカのトランプ政権は新たな移民政策として、所得の低い移民が永住権を獲得しにくくなる制度を10月から適用すると発表しました。

 トランプ政権が発表した制度では、医療保険や食費の支援など公的な補助を12カ月以上、受けた移民は今後、永住権を獲得しにくくなります。さらに、アメリカに入国する前でも、生活保護のための公的な補助を利用する可能性があると判断されれば入国が許可されない場合もあるということです。アメリカの移民当局は「移住を希望する人は公的な補助に頼るのではなく、自立するべきだ」と主張しています。難民希望者は対象外とされていますが、この制度が10月から始まれば所得の低い外国人がアメリカに移住することが難しくなります。

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