“反イスラエル”の米民主党議員2人を入国禁止に[2019/08/16 07:37]

 イスラエル政府は、イスラエルに対して批判的な言動を続けるアメリカの民主党女性議員2人の入国を禁止することを決めました。

 イスラエル政府による入国禁止措置の対象となったのはアメリカの民主党所属の下院議員、イルハン・オマル氏とラシダ・トレイブ氏の2人です。ソマリア出身のオマル氏とパレスチナ系のトレイブ氏は、イスラエルによるパレスチナ占領政策を批判するなど反イスラエルの姿勢を鮮明にしています。イスラエル政府は、2人がイスラエルへのボイコット運動を支持したことが入国禁止の理由としています。先月、アメリカのトランプ大統領がこの2人を含む非白人系の女性議員に対して「嫌なら出ていけば良い」との差別的発言を繰り返し、波紋が広がっていました。

こちらも読まれています