「中国と香港が平和に」仏人が高層ビルよじ登り訴え[2019/08/16 19:14]

 「逃亡犯条例」改正案を巡って混乱が続く香港で、また一騒動です。

 62階建て、高さ283メートルの高層ビルをよじ登っているのは57歳のフランス人男性です。歩行者や警察官らが不安げに様子を見守るなか、男性は約1時間もの間、黙々とビルを登り続けます。そして、手を握り合うイラストが描かれた大きな旗を広げました。旗には「中国と香港が平和になるように」という願いが込められているということです。男性はこの後、警察に連行されました。男性は2017年にも香港の別のビルによじ登り、1年間の入国禁止処分になっていました。

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