米ビーガン特別代表 日韓訪問のためワシントン出発[2019/08/19 07:46]

 北朝鮮問題を担当するアメリカ国務省のビーガン特別代表は日本と韓国を訪れるため、ワシントンを出発しました。

 ビーガン特別代表は20日まで東京を訪れた後、韓国のソウルを22日まで訪問します。日韓両政府と停滞している北朝鮮の非核化問題を巡る米朝協議について話し合うものとみられます。米朝双方は6月に板門店(パンムンジョム)で行われた3回目の米朝首脳会談で実務者による協議の再開については合意したものの、時期のめどは立たず、北朝鮮による短距離ミサイルの発射実験などが続いています。一方、アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の金正恩委員長が20日に終了予定の米韓合同軍事演習後、すぐにでも非核化交渉を再開したいとの意向を示したことをすでに明らかにしています。ただ、今回の訪問でビーガン特別代表が北朝鮮との接触を図るかどうかは分かっていません。

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