ロシア 原子力発電施設が北極圏向け海上移動[2019/08/27 07:43]

 ロシア国営の原子力企業は、海の上を移動して電力を供給する原子力発電施設が北極圏に向けて航海を始めたと発表しました。

 ロシア国営の原子力企業「ロスアトム」が開発した原子力発電施設「アカデミク・ロモノソフ」は過疎地域への電力供給を目的としていて、ボートが施設を曳航(えいこう)して海の上を移動することができるものです。23日にロシア北部の港から北極圏に近い街に向けて出発しました。施設は小型の原子炉を2基搭載していて、年内にも営業運転が始まる見通しだということです。一部の環境保護団体は施設を「海のチェルノブイリ」と批判し、放射性物質が漏洩(ろうえい)する懸念を指摘していますが、ロスアトム側は安全対策に問題はないとの認識を示しています。