「ならず者」発言に…北朝鮮「必ず後悔する」[2019/08/31 18:05]

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官はアメリカのポンペオ国務長官が北朝鮮を「ならず者」と述べたことを批判し、非核化に関する米朝協議を「困難にしている」とする談話を発表しました。

 ポンペオ国務長官は27日、北朝鮮の相次ぐミサイル発射などを念頭に「ならず者の振る舞いを看過できない」と述べました。この発言を受け、朝鮮中央通信は31日に崔外務次官の談話を伝えました。「『ならず者』のレッテルまで貼って我々を冒涜(ぼうとく)したのは必ず後悔することになる失言だ」「今回の発言は度を越え、予定されている朝米実務協議の開催をさらに困難にした」とポンペオ国務長官を厳しく非難しました。また、「我々の忍耐心をこれ以上、試そうとしない方がよい」と警告し、核実験やICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験の中断の見直しを示唆しました。

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