アメリカのトランプ大統領がアフガニスタンの反政府勢力「タリバン」との和平交渉を中止すると発表しました。
アフガニスタンの首都カブールで5日に起きたアメリカ兵1人を含む12人が死亡した自爆テロについて、タリバンが犯行声明を出しました。これを受け、トランプ大統領は8日にワシントン近郊で予定されていたタリバンの指導者との極秘会談を取りやめ、和平交渉を中止するとツイッターで発表しました。トランプ大統領は「非常に重要な和平交渉の間でさえ停戦に合意できないのなら、有意義な話し合いはできないだろう」と非難しています。和平交渉が大詰めを迎えていたなかでの今回のテロと中止表明は両者の信頼関係を失わさせ、今後の交渉をより困難なものとしています。
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