「今月末に生産量回復」石油施設攻撃でサウジ政府[2019/09/18 12:01]

 サウジアラビアの石油施設が攻撃されて世界的に石油の供給不足が懸念されるなか、サウジアラビア政府は生産量が今月末までに攻撃前のレベルに回復するという見通しを示しました。

 サウジアラビアのエネルギー相は17日、攻撃を受けた石油施設の復旧が進み、一日あたりの石油生産能力が今月末までに1100万バレルに回復すると表明しました。施設が破壊されて世界の生産量の5%にあたる570万バレルが生産できなくなり、完全復旧に数カ月かかるという見方も出ていました。一方、アメリカのCNNテレビは関係者の話として、イランから発射された巡航ミサイルやドローンがイラク南部やクウェートを通過して石油施設を攻撃したと報じました。トランプ政権はイランへの制裁を検討しているということです。

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